製品コラム
【ミニ連載】スリップリングの豆知識 その①
今回よりスリップリングの豆知識というミニ連載をスタートします。
記念すべき第一回目はスリップリングの形状についてです。
スリップリングの形状は大きく分けて2種類あります。
一つ目は軸端型(シャフトエンドタイプ)スリップリング(写真①)で、これは名前の通り、軸(シャフト)の端(エンド)に取り付けるタイプのスリップリングです。
特長としては、スリップリングのリング径を中空型より小さくできるので、より長寿命、高回転が期待できます。
二つ目は中空型(スルーシャフトタイプ)スリップリング(写真②)で、こちらも名前の通り、スリップリングの真ん中に軸(シャフト)を通す穴があいているドーナツ形状スリップリングです。
エアホースを中空型(スルーシャフトタイプ)スリップリングの内側の空間を貫通させることが可能で、エア用ロータリージョイントなどと一緒に使用する時にも最適です。
ソルトンでは軸端(シャフトエンドタイプ)、中空(スルーシャフトタイプ)共に豊富に取り揃えております。
詳しくは下記リンクよりカタログをご覧ください。
次回のスリップリングの豆知識もご期待ください。

▲写真① 軸端型スリップリング
▲写真② 中空型スリップリング